SSP療法
SSP療法とはSSP(Silver Spike Point:シルバースパイクポイント)と呼ばれる特殊な金属電極を皮膚表面のツボに置き低周波通電を行うツボ表面刺激法のことを言います。中国の針治療をベースにして「刺さない針治療」という発想から開発された治療法です。ツボに電極を置けばハリ様の効果が期待されますが、圧痛点(指で押すと痛みを生じる場所)に置くだけでも効果が認められます。SSP療法器では血中の内因性オピオイド(モルヒネと同様な機序で鎮痛作用を発揮する生体内の物質)の産生と放出を刺激していることが報告されています。また刺激によるマッサージ効果も期待できますので当院では筋筋膜性の痛みの圧痛点で使用しています。