症状チェック(頸の痛み)

症状チェック
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骨や筋肉に異常がない痛み(機能性の痛み)と骨や筋肉に異常がある痛み(器質異常)による痛みに分けられます。

機能性の痛み

寝違え (ねちがえ)

適切な病名がない急性の頚部痛です。朝起きたら頸が痛くて回らないという状態です。

肩こり (かたこり)

先天的に頸椎の並び方が割とまっすぐな方は肩がこりやすいのですが、デスクワーク中心で何時間も集中して仕事をされる方は肩がこりやすいです。緊張性頭痛の原因の一つです。

頚肩腕症候群 (けいけんわんしょうこうぐん)

原因のはっきりしない、頸や肩の痛みの総称です。
これらの痛みには症状に応じて星状神経節ブロック、深頚神経叢ブロック、トリガーポイントブロックなどの神経ブロックを行います。

器質異常による痛み

頸椎椎間板ヘルニア (けいついついかんばんへるにあ)

いわゆる腰のヘルニアが頸に起きているものです。頸の骨と骨の間にある椎間板というクッションがはみ出して頸の神経を圧迫している状態です。頸や腕に痛みやしびれが出てきます。

頸椎症 (けいついしょう)

頸の骨の変形により頸の神経を圧迫して頸や腕に痛みやしびれが出ている状態です。
これらの痛みには症状に応じて星状神経節ブロック、頚部硬膜外ブロック、頸部神経根ブロックを行います。

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